スガミカ個展「angina house」
HB FILE COMPETITION vol.25 永井裕明賞
2015/7/10→7/15 HBギャラリー
angina house(アンギナハウス)/扁桃腺の家
「家」は纏う空気を記憶として、
様々なシーンをその中に包容している。
そこに存在する哀しみや慈しみ、気配のようなものを、
何かを抱えたり、携えたりする人のかたちとして描いてみました。
#001 反射とねじれ、屈折の部屋。
#002 雨は想いを連れてくる。5月の雨は。
#003 いつもと同じことを少しだけ違う方法でやってみる。新しい友達と遊ぶみたいに。
#004 臓器の、奥深い場所にあるポケットに、気付くと時間ごとすっぽりと迷い込む。
#005 枇杷の木を見上げる曇った午後。
#006しがみついていると気付かない。手を離した途端に楽になるってことを。
#007 微かな記憶の中だけで母は生きている。それは父の記憶でも娘の記憶でも無い。
#008 ありったけの嘘の中に隠れた真実。
#009 たとえば。痛みが頭の中で映像として見えてくるような感覚。
#010 上って行くだけの感覚。下って行くだけの感覚。階段の向こう側。
2015/7/10→7/15 HBギャラリー
angina house(アンギナハウス)/扁桃腺の家
「家」は纏う空気を記憶として、
様々なシーンをその中に包容している。
そこに存在する哀しみや慈しみ、気配のようなものを、
何かを抱えたり、携えたりする人のかたちとして描いてみました。
#001 反射とねじれ、屈折の部屋。
#002 雨は想いを連れてくる。5月の雨は。
#003 いつもと同じことを少しだけ違う方法でやってみる。新しい友達と遊ぶみたいに。
#004 臓器の、奥深い場所にあるポケットに、気付くと時間ごとすっぽりと迷い込む。
#005 枇杷の木を見上げる曇った午後。
#006しがみついていると気付かない。手を離した途端に楽になるってことを。
#007 微かな記憶の中だけで母は生きている。それは父の記憶でも娘の記憶でも無い。
#008 ありったけの嘘の中に隠れた真実。
#009 たとえば。痛みが頭の中で映像として見えてくるような感覚。
#010 上って行くだけの感覚。下って行くだけの感覚。階段の向こう側。
by micapower
| 2016-01-30 16:25